広告写真の撮り方 : 2017 : 4月

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広告写真・動画撮影とドローン撮影

投稿日:2017年4月26日

2016年から、ドローン・マルチコプター(無人航空機・以下ドローン)を使用した写真や映像が目立つようになってきました。

ニュースや映画・ドラマを鑑賞する側にとっては、空撮はただの空撮なのですが(最近、バラエティー番組でも使われていますが、見慣れてしまうと、無理に使う事も減るのでしょう・・・)

制作側にとっては、セスナ・飛行機・ヘリコプターをチャーターせずとも、空撮を出来る事、空中にカメラを飛ばせる事は大きな進歩です。

撮影用ドローン以外にも、ドローンレースや産業・流通・農業・施設監視などにも、使用の幅は広がっているようです。(個人的にはドローンレースに注目してます。まだ始まって2年程で、総額約1億2千万円位のレースがドバイで開催。最初の優勝者が15歳の少年と言うのも注目です。)

ドローン使用の空撮では、ドローンの機能である、接触自動回避やオートパイロット機能が充実してきて、経験豊富なドローンパイロットでなくとも、ある程度の撮影が可能です。

個人でも入手可能な
撮影用ドローン販売の最大手は2017年3月現在では、DJIが機能、価格で一歩先を進んでいるようです。

ドローン撮影で感じる利点は、今まではクレーンなどを使用していた建物の俯瞰撮影などが、ドローンにより安価にスピーディーに撮影できる事、川の流れを水辺からではなく、川の真上から撮影したり、建物や施設を海上から撮影したりと、鳥の視点を気軽に取り入れる事が最大の利点かと思います。

法的な制約は多くありますが、以下のルールを守る必要があります。

1.日中(日出から日没まで)に飛行させること

2.目視(直接肉眼による)範囲内で無人航空機とその周囲を常時監視して飛行させること

3.人(第三者)又は物件(第三者の建物、自動車など)との間に30m以上の距離を保って飛行させること

4.祭礼、縁日など多数の人が集まる催しの上空で飛行させないこと

5.爆発物など危険物を輸送しないこと

6.無人航空機から物を投下しないこと

ざっくりと要約すると、危険な行為をしてはいけないと言う事です。(ちょっといい加減ですが・・)

撮影以外に観察や監視、輸送、農薬散布、イベント演出、レースなど、多種多様な用途で活躍するドローンは、

主なる活動範囲は撮影よりは、物流や農業、自然保護の観察などが、メインになるかと最近の情報から読み取れます。

テロ行為にも使える事が最も問題になっており、東京都や大阪府など都市部では、ドローン対する規制は厳しくなっています。

1万円前後から、50万以上のドローンまで、販売されていますが、1万円前後のドローンでもカメラ付があったりと、誰でも購入可能な危険なテロ兵器と言えるのかもしれません。

そんな物騒な話はおいて、ドローン撮影でフォトグラファー・シネマトグラファーは稼げるのだろうかと言う事を考えてみました。

ドローンを操縦する人は、ドローンパイロットと言う職業名になるようです。また、大規模な映画やCMでのドローン撮影では、ドローンパイロットは撮影はせず、操縦のみに専念します。ドローンに装着されたカメラはフォトグラファー・シネマトグラファーが操作して撮影します。そんな撮影に関わるようなドローンパイロットは年収が1億円位だと、あるテレビ番組で放送していました。

実際、フォトグラファー・シネマトグラファーの職業でも、年収1億円の方は日本国内に数名はいる訳で、その下に年収数千万、数百万の方たちが、カースト制(ピラミッド式)のように、存在しています。

ドローンパイロットが稼げるかどうかと言うと、その人次第としか言えませんが、撮影用ドローンは演出効果の高い撮影機材の選択肢としてスタンダードな特殊機材として、今後も活躍するでしょう。

今回はここまで。

ドローンは雲の上までは飛べませんが、十分な空撮が可能になりました。

写真のように、ドローンは雲の上までは飛べませんが、十分な空撮が可能になりました。

 

 

広告の商品写真撮影(動画撮影)と価格・料金・見積もり

投稿日:2017年4月25日

広告写真動画の中での重要なジャンルは商品写真や単品撮影、スティルライフ(静物画)は、写真の基本を把握していないと撮影出来ないものです。

撮影業界で有名な日本最大規模の広告写真スタジオも商品撮影、物撮りを中心に撮影を続けてきた会社が元になっているように、人物撮影や食品撮影のイメージ撮影とは、また違う世界です、

職人的な知識と技術にクリエイティブな発想とアイディアを込める事で、単なる物撮りを広告写真として価値感を高めていく事が商品撮影のあるべきところと思っています。

商品が、ただ視覚的に写っているだけ写真なのか、

商品を際立たせて、商品の持つ意味を表現出来ている写真なのか、

同じ商品を撮影しても、考え方、撮り方でまったく違う写真になるのが、商品撮影の面白さであり、奥の深さだと思います。

商品撮影を依頼するクラアントが求める事をあげると、

1.商品を正確に見せて(色、柄、形状、大きさ、質感)撮影してほしい。

これは、適正なライティングと撮影アングル、レンズの設定、キチンと撮影する事ですね。(精密な映像・写真資料が必要な時など)

2.商品をもっと良く見えるように(良い商品に見えるように)撮影してほしい。

ライティングで演出したり、技術的な手を加えて、商品を良く見せるように、1と同じようですが、人物で言えば、証明写真とグラビア撮影(修正有の・・)のような差ですね。

3.商品が売れるように、イメージ演出・効果を加えて撮影してほしい。(高級感、爽快感など抽象的表現を具現化)

部屋やロケでシーン撮影やモデルを使った撮影、商品撮影とは違う、イメージ撮影、デザイナーやフォトグラファーがどう演出して撮影するかを考えて設定する商品イメージ撮影です。

4.予算を抑えて撮影してほしい。(または予算内で最大限の効果のある撮影をしてほしい)

一番、気になるのは撮影料金です。安ければ良いに越した事はありません。スタジオの使用料金、機材費、消耗品代、フォトグラファーの技術料、ギャラなど、全てを適正な価格にして、そこから、何を減らすか、増やすかして、求める撮影予算に近づけます。フォトグラファーの人件費の相場はネットで調べると出てきますが、1日撮影して8万~20万とも言われています。(100万円~2000万の会社やフォトグラファーも存在しますが・・・)

1日で8~20万円以上と言うと、良い稼ぎに見えますが、

実際の業務では、事前の打ち合わせや見積もりで半日(1時間の打ち合わせでも前後の時間は潰れますから、他の撮影を入れる事が難しくなります)

そして撮影で1日(早朝から深夜でも、料金が変わらない場合が殆どです)

更に、クラアンントの希望とフォトグラファーの仕事の仕方次第ですが、

撮影後の画像処理や写真の選別などで、その後に半日~2日ほど費やしたりと、合計で実際2日から3日作業してる場合もあるので、その分の人件費を考慮して、実際には、月に10日ほど(10回撮影)しか撮影が出来ないとして(ただ、そんなに都合よく撮影予定は組めず、撮影予定が重なる事が殆どで、週に2回撮影が組めれば良い方です。)

フリーフォトグラファーでも個人スタジオを構えていれば、スタジオの賃貸料(所有物件ならば税金と維持費)、光熱費、アシスタント料金、機材のメインテナンス費や購入費各種保険、税金など、撮影ロケで使う車両代、(弊社では機材費用だけでも毎年、数百万円以上の追加購入費用や修理代金などがかかります)など、収入と出費を計算すると、数%の黒字か赤字と言う状態を繰り返してギリギリで綱渡り状態になる場合もあるでしょう。

飲食店なら、安い美味いを掲げて、回転率を上げて、無駄を省き広くチェーン展開すれば、原価率に近い提供単価を設定しても、利益は上げられるものです。(人材の教育と雇用が大変そうですが・・)

スーパーマーケットなども、安く大量に仕入れて安く大量に売る事で利益を上げています。(薄利多売は大変でしょうが、家計が助かります)

写真撮影・映像制作やデザイン制作の場合は会社単位で仕事しているにしても、最終的には個人作業の連携であり、この作業量には限りがあるため、簡単に人を増やす事が難しく、スーパーや飲食店のように、大量に売る事も仕入れる事も難しい事です。(同じ写真・動画を大量に買う人はいないので・・・)

学生やパートをアルバイト雇用して、商品撮影を単価500円~と設定している会社も存在していて、設備もスタジオも最低限度の厳しい状態で経営しているため、スケジュールの余裕を持たす事が出来ないので、1週間前で変更・キャンセルでも料金が50%の発生などの撮影会社なども、見られます。

全てアウトソーシング・外注で連携してマージン・仲介料を取るだけで、成り立っていて、会社の概要も不明瞭案なグレーゾーンと呼べる撮影会社もネット検索の時代になって増えてきました。

撮影価格・料金には相場はありますが、業界標準の価格・料金設定は存在しません。業者により、バラツキがあります。

撮影価格・料金は、各広告代理店、印刷会社、デザイン会社などで、クライアントの希望に応じて見積りするので、同じ撮影をしても、価格が違う事も発生します。(それでも相場に落ち着く事が殆どです・・・)

現在はインターネットで検索すれば、撮影会社が何社も見つかるはずで、新規の撮影案件を依頼する時には、当然何社、何名かの見積もりを比べて撮影依頼を決定することでしょう。

価格を見て、撮影会社・個人の作品、会社の雰囲気、個人の技量・人柄などを総合的に判断して依頼をすると思います。

あとは実際に打ち合わせ、対応の仕方や、撮影の進行具合、写真・映像の仕上がりの良さで、また再度、撮影依頼をするか判断するでしょう。

大変な撮影であればあるほど、毎回違う撮影会社に依頼するのは、クライアントも制作会社も時間のロスとストレスになるので、難易度の高い撮影ほど、撮影依頼のリピート率は上がります。(それを問題なく撮影出来る、技術と経験・知識が必要です。)

弊社の撮影依頼の8割以上は5年以上、撮影依頼をリピートして頂いているクライアントで、取引先を退職して、再就職先で、また弊社に撮影依頼を発注して頂くと言う形でも撮影案件が増えています。(誠に有り難いことです。)

撮影会社であれば、撮影は出来て当然ですが、同じ撮影依頼を4社で撮影すれば、全てが違う結果になるのが、広告写真撮影・広告映像制作の難しい点です。

どこが優れている、劣っていると言うより、クライアントとの相性もあるかもしれませんが、最終的には、当然の事なのですが、人と人の繋がりをどれだけ重要に仕事をしているかが、大切な事ではないかと思います。

素晴らしいCM動画や広告写真も人の繋がりからですね。

広告商品写真撮影と料金と見積りの話が、別方向に飛躍しそうなので、

今回はここまで。

雑文にて失礼致しました。

 

 

 

 

 

メディアの変化と広告写真

投稿日:2017年4月24日

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スマートフォンの普及で、2017年の現在で日本国内の2人に1人はインターネットを毎日使用しているそうです。私も毎日、メールやSNS(ソーシャル・ネットワーキング)・サービス、ショッピング、検索などで使っています。

1980年代から1990年代にパソコン通信のメインとなっていたニフティサーブなどのBBSや掲示板があった頃から、進化を続けて、現在のSNSと呼ばれる形態になってきました。

職業・所属・学歴・家族構成などを、ネット上に制限無しで公開している人も多くいるようですね。SNSが始まる前は、そんなことをするのは、芸能人・有名人位のものかと思っていましたが、スマートフォンの普及で世の中も大きく変化しました。ブログだけで月に数千万稼ぐブロガー、映像配信で現在平均年収740万円位の広告収入などを得るyoutuber(ユーチューバーとカタカナで書くと読み辛いです)と呼ばれる職業の登場(億単位を稼ぐ人も存在しますね)。

20年前には、こんな職業があるとは思えなかった。ゲームで賞金を稼ぐプロゲーマーなども存在しています。

今後の20年は極端に言えば、新聞の印刷が無くなり(すでに減っていますが、限りなく0に減る)、テレビ放送は第2のメディアになって(テレビCMの価値が下がる)民営放送局の合併もあるかもしれません、映像配信サービスやスマートフォンと連動するのが当たり前の各種サービスやビジネスが主流になり、(すでになっているとも言えますが、スマートフォンと言う呼び方も無いかも。)液晶が進化したペーパー液晶も実用化されて、教科書や雑誌の在り方も変わり、グーグルグラスのようなバーチャルなガジェットが普及しているものだと予想できます。通信も進化して、今の10倍は速度、通信料が増えて、電波を使う事も、電波塔や設備の維持を考えると、電波は非常通信用にしか使用されないかもしれません。

現在も液晶モニター・LED掲示板を使用した広告のシステムが確立され、キャンペーンの方法など即時に変更が出来るリアルタイムな広告に変わってきています。

私がよく行く駅の改札広告は、毎日広告の内容が変わっています。

時間によってターゲットを変えた広告ポスターを液晶モニターに表示しているのでしょうか?

電車の中でもトレインチャンネルなど動画コンテンツを毎日のように見ています。いつからか吊り革も広告媒体になり、新しい広告が目立っていますが、印刷物を車両に吊るす、中吊り広告は今だメインの座を守っているようです。(大体あれで発売される雑誌の内容を把握できますね)

印刷、映像、音声などのメディアの変化で、職業も変化します。様々なメディアが新しいメディアに吸収され飲み込まれて、新たなメディアが確立されて、デジタルコンテンツや動画コンテンツなどのワードも良く聞くようになりました。(看板がサイネージと呼ばれたり、呼び方を変えているだけですが)

映像・写真の撮影は20年前と変化があったかと言うと、機材の進化で、暗い場所でも綺麗に撮影が可能になったり、機材の軽量化でドローンのような新たな空撮機材の登場や、HDR(ハイダイナミックレンジ)でハイライトやシャドーがコントロールしやすくなった事、そして手振れを極限まで抑えて、滑らかに撮影が可能なジンバルやスタビライザーなど、4K/8Kムービー撮影など、進化は普段見てる、CM・ドラマ・映画などに、現れています。またバーチャル映像やCGのソフト(mayaなど)制作ツールとして、スタンダードなものとなってきました。 約30年前に車の撮影でレスポンス処理(画像処理をこう呼んでいました。)をしたいた時に想像していた世界にいる訳ですが、さほど自分は成長していませんね。それでも現役フォトグラファーとして、長生きはしたいものだと思うのです。

この先は更に、軽量化、高画質・高音質化、高機能化するのは想像がつきます。画像処理ソフトやプロの使うソフトは難しいほど自由なものが作れる、難解で自由なものでしたが、分かり易いインターフェースで直観的に使えるものも登場してくるでしょう。

人が生き続ける限り、ものごとは進み続けて、シンプルになったり、また複雑にもなります。そして淘汰されて、また進化して、現在の職業に対する考え方も変わります。

30年前まではフォトグラファーは花形職業に入るような職業でしたが、

今では、はっきり言って不人気職業です。完全実力世界の好きな人しか続けらない職業になりました。

映像を自らの表現として、クライアントに求められる映像・写真を制作出来るフォトグラファー・シネマトグラファーが、大手に広告代理店とクライアントに求められるのは、今も昔も普遍的な事です。

プロフェッショナル・職人として、商品などのイメージを撮影するフォトグラファーが求められる分野も大半を占めています。

様々な分野で求められる撮影するのが、広告写真・広告映像だとして、

youtuberなような、沢山動画コンテンツを再生される事を望んで動画制作をする人たちは、アーティストと呼ぶのでしょうか。(やっぱyoutuberとしか呼べないか) 子供も大人も国籍も関係なく、稼ぐ事が出来るyoutuberの登場は

個人が組織である、放送局を凌駕する可能性を感じさせる大きな変化です。

私自身もyoutubeに動画コンテンツをアップしていて、再生回数はあまり伸びていませんが、海外の知らない人が何人も、再生しているのは、面白いものです。これが何万人となるとビジネスになるのだから、目指す人が多いのも自然な事です。

youtubeなどで冒頭のCMを数秒でスキップ出来るようになっていますが、スキップする人が大半をしめていると思います。

スキップされる事を想定して5秒程で十分伝わるCMやメッセージが必要で、そう作られるのが当たり前になるのでしょう。

映像・写真のビジネスとして写真ブログや動画コンテンツ制作は、時代で時流で変化していくもので、変化について行くのではなく、変化を造っていく姿勢が大切なのだろうと思うのです。

かなりの雑文になりましたが、今回はここまで。

 

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