広告写真の撮り方 : イメージ撮影

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料理写真・フード写真とキッチンスタジオ・レンタルスタジオ

投稿日:2017年3月14日

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私たちが撮影している、フード写真・料理写真は、広告や雑誌のイメージや商品・食材の撮影など、様々な料理や食材の撮影をしています。

フード・料理撮影をする時に頭を悩ますのが、撮影場所スタッフの手配かと思います。

今回は撮影場所・撮影スペースについて考えて、弊社のキッチンスタジオ「ソレイユ」の紹介を致します。

料理のイメージ撮影と言えば、広い気持ちの良いダイニングキッチンやアイランドキッチンなど、居心地の良い空間で撮影したいと思うものです。

撮影になれば、更にライティングのためのスペースやカメラの設置場所などで、プラスアルファの空間・スペースが必要になります。

広告撮影では、料理・フード撮影用の、キッチンに特化したハウススタジオがあり、そこを時間単位でレンタルして、撮影をしています。スタジオ料金だけで10数万円になる事でしょう。

フード撮影でレンタルスタジオに求める事は、

スタジオの広さ・搬入の容易な事。

イメージが作り易いインテリアの配置や空間設定

自然光の入り方・採光の状態

交通アクセスの良さ

プラスアルファ 小道具や使える機材・設備など

上げると以上のような事だと思います。

弊社では、キッチンを設置したスタジオが3つあり、それぞれ、使い勝手に違いがあるのですが、

先月、改装したキッチンスタジオ「ソレイユ」はフード撮影の事をフォトグラファーの目線で作ったキッチンスタジオです。背景の棚や壁をパネルを変える事でシックにもポップにも変化可能で、

大型の業務用冷蔵庫1台(他のスタジオの更に2台あり追加可能)と大型冷蔵庫2台で大量な食材をストックして管理出来るようにしています。

またL字型のキッチンとアイランドキッチンの両方を設置しているので、フードコーディネーターが2チーム入っても、同時に調理が可能、

L字型キッチン側で仕込み・調理をして、撮影準備の出来たアイランドキッチン側で撮影をするなど、スピード感を重視する撮影では、使い勝手の良いキッチンスタジオになっています。

自然光の採光は窓が2面あるのですが、天気に左右され安定しないため、ムービー照明機材のHMIとキノフロと言う

自然光に近い照明を用意してあります。

使い勝手の良い環境を作るために、調理に必要な道具、食器、小道具も多種多様に備品としてあり、

モデルや演者、役者、俳優、女優が入って良いように、控え室も用意、

そして撮影会社ならではの、フード・料理撮影に特化した撮影サービス。

撮影会社が作ったレンタルキッチンスタジオを使って頂けたら幸いです。

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ポップアイランドキッチンで楽しい親子の時間を演出

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控え室も用意しています。

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奥がL字型キッチン、手前がアイランドキッチン

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夜のシックな雰囲気も自由に作れます。

 

 

ECサイト・ネット販売・ブランディングと広告撮影

投稿日:2016年8月1日

ECサイト撮影スマートホン、タブレットの普及により、ECサイト、ネットショップが拡大、増加し、有名なところでは、アマゾンや楽天で買い物をする事が日常化してきました。60歳以降はまだ、紙媒体のカタログを利用しているようで、実際に中高年、高齢者向きの通信販売はカタログ・紙媒体のメディアからの注文が殆どのようです。

前置きはここまで、ECサイト(エレクトロニックコマース=電子商取引)は、ここ数年でかなり便利になっていますね。

その反面、ECサイト・ネット販売・ネットショップでは、実際に商品を手に取って見る事が出来ないので、商品が詳細に分かるように、アパレルの場合では、全体の写真、部分的な機能を見せる写真、素材を見せるアップカット写真、アパレルなら、モデルに着せてみせるモデルカット写真など、また角度が変えて、サイドカット写真、バックショット写真など、手に取らずとも雰囲気、大きさ、質感が伝わるように、撮影をする必要があり、一つの商品を紹介するためには、最低でも4カットは撮影しています。

商品の良さが伝わり、購買意欲を沸かせて、注文してもらうまでの間、商品写真をお客様を見続ける訳ですが、写真の撮り方の良し悪しで、注文数・売上が変わるのは、紙媒体のカタログショッピングの頃から変わらない、普遍的な事実です。

ECサイト、カタログショッピングの商品撮影モデル撮影では、商品を良く見せようと、ライティングや設定で、商品を綺麗に演出するので、実際に購入して、商品を手に取った時に「あれ写真となんか雰囲気が違うな」と感じる事もあると思いますが、そんな時はクーリングオフを利用して返品するのも、今の時代の買い物なのかと思います。

撮影している立場としては、商品を綺麗にアイロンして、質感が出るようにライティングしているので、嘘はないのですが、人物を綺麗に撮影するのと同じように、商品を出来るだけ美しく撮影しているので、写真と実物のギャップが生じるのは仕方無いことなのかもしれませんが、

最近では、そのギャップを埋めながらも綺麗に撮影することを目指す撮影の方法も考えだされています。例えば自然光のみで撮影をする事(また自然光に近いライティングで撮影)、しわなどを綺麗に見せようとするための綿なども入れずに風合いを生かした撮影法など、出来るだけ商品が実生活の中に見るように見えるように撮影も、大切なのかと思います。

ECサイト・ネットショップの撮影は、撮影を開始すると切れ目なく、商品の撮影が続き、

1日で100カット以上の撮影をする事もあります。常に同等以上の安定して撮影方法を持続させるための、経験と環境も必要になります。

なおかつ、ブランドサイトの撮影になると、そのブランドの雰囲気を損なわないように高級感など、ブランドカラーを重要にする事も考慮されます。ブランディングは以前も話をしていますが、そのブランド・企業が生き残る上で重要な事で、撮影会社・フォトグラファーはブランディングに対する撮影方法を常に意識して、広告写真を観察して、撮影に生かすようにしています。

ネットでECサイト撮影と検索すると、沢山の撮影会社が出てきますが、そのほとんどは、マンションの一室を改装して、1チームか2チームがやっと撮影出来るような、小規模の撮影会社が目立ちます。

ひどい場合は、スタジオ環境や撮影スタッフも紹介していないようなHP(ホームページ)の撮影会社も存在します。(時間単位での撮影料金の撮影会社に多いようです)

同時に何チームが必要かは、商品数・スケジュールで決まる事ですが、弊社では最大14チーム(フォトグラファーが14名、スタイリスト10名、商品管理4名)で稼働している事もありました。

規模が大きくなればなるほど、撮影スタジオの広さも必要になるので、スタジオ環境は非常に重要な課題になりますね。ある程度の規模を有した撮影会社でないと、すぐにキャパシティー(許容量)を超えてしまうので、注意が必要です。

ECサイト・ネットショッピングは個人レベルでも開業出来るものですが、写真は個人レベル・素人レベルでは、売上、注文に繋がらないものだと思います。

今回はここまで。

広告写真撮影とカメラの進化とフォトグラファー(人)

投稿日:2014年12月25日

年末になり、いつもより、時の流れが速く、慌ただしく感じる時期ですね。

今日は、カメラ機材とフォトグラファーについて話をします。

10年前が、つい最近の事だと感じたり、「もう10年過ぎたのか、早いな」と思う事があるかと思います。(年齢関係なくですよ)

今から10年と言えば2004年12月、ニコンのD2xが発表されていました。(販売は2005年1月)

ニコン製の1240万画素のDSLRの登場は当時としては、すでにCanonがEOS -1Ds(1110万画素)が2002年に発売していたので、

ニコンにやっと、登場した1000万画素を超えるDSLRでした。(DSLR=一眼デジカメ)

販売価格も実売で60万円を下回り、価格的にも、やっとニコンユーザーのフォトグラファーにも使えるカメラが登場したと期待して、当時スタジオで4台購入して、撮影に活躍してくれました。

それから、途中、デジタルバックをハッセルブラッドH1で使用したりしてきましたが、D2xが一番長く使っているデジタルカメラです。いまだ健在で、使える媒体にはまだ使用していく予定です。

2014年の現在、スタジオのメインカメラはD800EとD810になりましたが。価格は当時の約半額近くで性能は3倍以上となっています。(3倍と言うとシャー専用ザクを思い出しますが・・あれは通常ザクの3倍です、性能は3倍ないのに、3倍の性能を引き出したそうです・・どうでもいい)

古いデジカメの話はここまでです。

10年過ぎて、カメラは古くなっても買い換えればOKですが、

人とスタジオ環境は、古くならず成長を続けていかないと、先がありません。

独自の危機感と、毎日の少しずつの継続した成長が必要かと思います。

写真、映像は結果が見えて残るものなので、仕事の結果、クオリティーが年数を経て、成長してるか、変化しているのか、時代に即してきたのか、独自で進んできたのか、見えるものです。

デジタル一眼レフでのムービー撮影も一般化して、以降は4Kムービーや、その先の8Kムービーでの切り出し静止画が印刷に使われるようにもなってきてる時代です。

以前から話していますが、機材が安くなって、性能が上がっていくにつれて、新規参入の撮影会社、フリーフォトグラファー、フリーランスが更に増えていくでしょう。

参入しやすいビジネスには、いろんな人が集まってきますが、継続して行くことの困難さは、どんなビジネスも一緒です。10年、20年と続けても安定はせず、常に危機感がそこにあるものです。

スタジオ玄では、11名のフォトグラファーが連日、広告写真を撮影しています。それでもスタッフ・フォトグラファーが不足する時は、登録しているフリーランスのフォトグラファーに協力してもらっています。

フリーランスのフォトグラファーは10名以上登録をしてもらっていますが、その人数は、100名以上会って、一緒に撮影してきて、撮影を任せられると判断できたフォトグラファーです。

免許も資格も必要ない、カメラと機材をもっていれば、とりあえずフォトグラファーと言える世界なので、実際に人間性と作品を見て、撮影を一緒にしていかないと、実力は分からないものです。

(上等な包丁と料理道具を持っているだけでは、料理人になれないのと同じでしょうか。)

撮影には、いろいろなジャンルがありますが、出会ったフォトグラファーの6~7割近くがファッションモデル撮影を希望してきます。物撮り(スチルライフ)を希望する人は残りの3割位で、人は人に興味を持ち、華やかな派手な方向に向かうものだと、納得する事例です。

スタジオ玄で登録している、フリーランス・フォトグラファーは、基本的に

物撮りファッションモデル撮影も、ロケ撮影も、画像処理も、全て出来るフォトグラファーが前提で人間性が最後に重要視されます。商品撮影であろうと人物撮影であろうと、最後は人対人のビジネスなので、人間性重視なのです。

実際のところ、商品撮影も、イメージ撮影も人物のキリヌキモデル撮影、ロケ撮影、取材、画像処理、映り込みの難しい宝石撮影時計撮影から、料理撮影食品撮影、車の撮影まで、こなせて、数の多い撮影もこなせる、人間性のしっかりした、ごく普通のフォトグラファーは探すと、なかなか見つかりません。(あげてる条件は広告写真の世界では当たり前の事だと思います)

フォトグラファーは全国、全世界、沢山いても、物撮りをはじめ、何でも数もこなして撮れますと言うハードルと人間性を重視すると、フォトグラファー人口の数パーセントしかいないのだろうかと思ったりします。専門分野のみで活躍するフォトグラファーを否定する事はしませんが、私たちの通常、撮影している、広告写真の世界では、人しか撮れない、車しか撮れない、風景しか撮れないでは、仕事が出来ません。

20歳の頃から、様々な撮影スタジオを見てきましたが、物撮りから、ファッション撮影までを綺麗に大量に撮影可能なスタジオはスタジオ玄を含め、東京都内でも限られてきます。

機材は買い換えれば、問題解決ですが、人とフォトグラファーも出会いなので、縁と人間関係を頼りにするしかないようです。

来年も良い縁に恵まれ、新たな写真・映像に挑戦が出来るように願っています。

写真は、衣・食・住を、かわいらしく、まとめました。

 

何気ない自然なかわいい演出のファッションモデル撮影

何気ない自然なかわいい演出のファッションモデル撮影

 

かわいらしいフード撮影

かわいらしく、美味しさを演出する食品・フード撮影

 

ハウススタジオと同等の撮影が可能なインテリア撮影

ハウススタジオと同等な自社スタジオでのインテリア撮影

 

 

 

 

 

 

 

 

フォトグラファーから見る、ブランディング・商品撮影・ファッション撮影

投稿日:2014年4月21日

広告撮影の世界、ファッション撮影の世界では、「ブランディング」と言う単語がよく使われます。

この言葉以上にマーケティングと言う言葉が広告の世界では使われています。

マーケティングは(顧客)が求める商品・サービスなどを、顧客が効果的に得られるようにする活動の概念と言われています。

ひとつの商品・サービスが世に出て、顧客に届くまでの過程で、企業は市場調査をして、価格を決めて、宣伝をして、流通(マーチャンダイジング・店舗設置や販売促進)していく、この全てがマーケティングです。

4Pや4Cなど、マーケティングの世界では専門用語が沢山ありますが、

今回はファッション撮影・商品撮影ムービー撮影に密接に関係しているブランディングについて、お話します。

検索エンジンでブランディング・フォトグラファーを検索すると、

個人の人物を撮影する事を、ブランディング・フォトと位置付ける、フォトグラファー・スタジオもあれば、

企業の会社案内などを企画して撮影する事を含んで、企業ブランディングと言う会社もあります。

双方どちらも正しく、ブランディングは商品価値、人物価値、企業価値など、価値感のイメージアップを意味する事なので、個人・商品・企業、のイメージアップ戦略を絶え間なく続けている事が大切なようです。

フォトグラファーでも、木村伊兵衛賞や数々の広告賞などを受賞してるフォトグラファーと、撮影スタジオで20年近く撮影を続けてきた無名の商業フォトグラファーを比較した場合、

上場企業の広告撮影などでは、フォトグラファーの肩書をクライアントが気にする事があるので、ブランディングの差で肩書の立派なフォトグラファーが良い仕事を得る事が多く、実際そのようです。

賞以外にもどれだけ、有名な広告の仕事や雑誌の仕事をこなしているかも重要になってきます。良い仕事を完璧に仕上げれば、また同等の仕事を増やす事が可能でしょう。

予算がなく、ギャランティーがブランド力を持つフォトグラファーを使えない場合などに、紹介などで、無名のフォトグラファーに仕事が回ってきて、そこから信用を得て、這い上がるフォトグラファーもいるかもしれません。

自分のブランド力を上げるために常に意識を持って撮影行動努力をしているフォトグラファー

仕事をこなしてきてるが、自身のブランド力を上げる撮影行動努力をしてないフォトグラファー

この2者の差は一見、あまりないのですが、長い目で見ると歴然とした差が出るのでしょう。

企業・商品でも、ブランド力は大きく、同じポテトチップスを買うにも、無名のメーカーが80g70円でカルビーが77g100円だとすると、無名メーカーの方が30円安くて量が多くても100円のカルビーを買うかもしれません。

それでも、消耗品・食料品は同じなら安いほうを買う場合も考えられますが、

贅沢品、電気製品、自動車などになってくると、ブランド名を見て買うようになっているはずで、

無名のバックに2万円だして買うより、コーチのバックに倍の4万円だした方が良い買い物をしたと感じる人も多いでしょう。倍だしても良いと思わせる、満足・安心感を得られるのが、ブランド力かもしれません。

電気製品も出来れば日本製を買いたいと思ったりします。これも日本と言うブランドを各メーカーが努力して築いてきた結果なのでしょう。

ブランディングは、良い商品・サービスを提供し続ければ、自然と付いてくるように思われますが、商品・サービスは特別優れてなくても、イメージ戦略で成功している商品・企業も多数あることも事実です。

写真やムービーはブランド力をアップさせる為に、人物撮影や商品撮影、ファッション撮影などで、見た目を最大限にアップさせて、顧客に伝えたい情報・サービスを的確に伝える事が出来ます。

ある商品を作りたいと、売りたいと思った時点で、ブランディングは始まります。モデルを使ってイメージ写真が撮りたいと思った時点で、ブランディングは始まっています。主な顧客となる年代は? ブランドイメージにあったモデルはどんなモデルか?コンセプトは、価格設定は?発売時期は?どんなサービスを提供するか?など、考える事は楽しくも苦しくも沢山出てきます。

そんな時に、写真やムービーでイメージを具現化すると、その商品・サービスのブランドの姿が見えてくるかと思います。

特に写真は言葉を必要とせずに、目に伝える媒体です。言語を問わずに見せる事が可能なので、ブランドイメージを伝えるには、最適なコミュニケーションツールでもあると思います。

見れば分かる写真よりも、見れば魅せられるへ、商品撮影・ファッション撮影で、ブランディング・ブランド力を引き出せる写真・ムービーを撮影していきたいものです。

今回はここまで。

アクセサリーのためのファッション撮影01

ブランディング・ファッション撮影01

アクセサリーのためのファッション撮影02

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宝石・ジュエリーの商品撮影での映りこみ、宝石撮影の方法

投稿日:2014年2月3日

以前にも記述した、宝石・アクセサリー・ジュエリーの商品撮影での映りこみについて、追記です。

宝石・ジュエリー撮影では、プラチナやシルバー・ゴールドを使用したリングが殆どで、鏡面になっていて、周囲の物が映り込んできます。この「映り込み」をどう処理するかが、宝石撮影・ジュエリー撮影の重要なポイントです。

映り込みは、リング部分だけではなく、宝石・アクセサリーなどの、石の輝きまでに影響を及ぼします。

フォトグラファーにより、商品撮影の方法は様々で、商品の周囲をトレペで囲んで、ストロボ一灯で光源を一箇所のみで撮影する場合や、サイド・メイン・トップ・リアと4灯ライティングや、それ以上の多灯ライティングなど、商品・ジュエリー・宝石の形状により、ライティングもセッティングも変化していきます。

デジタル撮影になる前は、映り込みやホコリの処理に、費やす時間は今の何倍もの労力がかかっていました。ただ、デジタル処理が出来るからと言って、映り込みの処理を宝石撮影のライティング・セッティングで手抜きをすると、画像処理に無駄な時間を要して、仕上がりも不自然になってしまいます。

デジタルでもフィルムでも基本は同じなので、宝石やアクセサリー・ジュエリー撮影では、映り込みと商品の掃除・磨き、ホコリ取りはしっかり処理して撮影をしています。

商品撮影で映り込みを撮る場合はトレーシングペーパー、略称トレペを使いますが、

弊社では、映り込みを自然にするために、厚みのある、ユポと言う不燃樹脂を使った、トレペの上級版のようなものを使用しています。

光をディフューズするために使用するものは、透けるものであれば何でも可能なのですが、基本的に白いものを使用しています。

「ディフューズ」とは日本語だと「拡散」と言います。不思議なもので英語を使ったほうが、しっくりします。カメラを写真機と呼ぶのが、しっくりこないのと一緒でしょうか。撮影では、ディフューズは拡散だけではなく、映り込みも担当している訳で、これがライティング・撮影セッティングを難しくしていくポイントです。

宝石撮影での映り込みを綺麗にしていくのは、ただ周囲を囲んで、白くしても、質感が無くなるので、あえて黒い映り込みを黒いケント紙や、布、または、白い映り込みの部分に黒のスプレーをグラデーション状に塗るなど、いろいろな思考錯誤、撮影テストをしてきました。

仕上がりの良さと撮影高率を考えるとユポを使用したディフューザー(拡散板)とその隙間を暗くして自然に黒く映り込みさせる方法が、弊社でのスタンダードですが、

そこは商品撮影なので、商品の形状に左右されて、同じセットで撮影はできない場合もあり、楽には、宝石・ジュエリーの商品撮影は、出来ないものです。

商品撮影セットを作る撮影台も、商品が小さいからと、小さなセットを作ると、映り込みのセットが近すぎて、ライティングを難しくしてしまいます。

通常は3×6(910x1820mm)サイズの商品撮影台を使用しています。背景の奥行を必要としない場合は3×3(910×910mm)でも良いですね。

映り込みは前方位360度なので、下地の接地面の色や形状も重要です。

ジュエリーやアクセサリー撮影での商品を置く下地になるものとして、無反射ガラスを使用しています。無反射ガラスはノングレアやナングレアとも呼ばれています。

元は写真の現像プリント時にフィルムを印画紙の上に並べて、コンタクトプリント・ラッシュプリントを作る時に使っていたものですが、現在は撮影用に作られているナングレア・無反射ガラスを使用しています。1枚3000円から8000円位はしますが、薄く割れやすいガラスなので、取扱いは注意が必要です。

無反射ガラスをアクリルの角柱(業務用ディスプレイショップなどで手に入ります)など使用して、商品撮影台から7cmから10cm位、浮かした状態で使います。

この無反射ガラスの下に花やレース布などを置いてイメージ撮影をしたりも出来ます。

映り込みのある、宝石撮影、商品撮影に必須なのが、ユポと無反射ガラスなのです。

続きはまたにします。

無反射ガラスに布を入れてとディフューザーにユポを使用して、

ダイヤの映り込みには黒ケントを使用した、

ダイヤモンド・ジュエリーの集合撮影です。

 

 

 

商品撮影、メーカー支給写真、有データ

投稿日:2013年9月19日

商品撮影は、商品が存在する分だけ商品撮影があるはずであり、無駄な予算を削るべく、多くの商品写真はメーカー様が社内でコンパクトデジカメや、簡易的なスタジオセットで撮影しているのが現状のようです。

カタログ通販の打ち合わせでは、撮影する商品と、撮影しない商品をメーカー支給写真のクオリティを見て、撮影をするのか決定する事もあり、どうみても、購買欲を誘うことが難しそうな、とりあえず撮ってあるだけの商品写真も多くあるので、その場合は、カタログ通販、ネット通販用に商品をメーカー様から発送してもらい、スタジオでシーン撮影モデル撮影商品撮影をする事になります。

インターネットとスマートフォン、タブレット端末の急速な普及で、商品写真はネット通販とカタログ通販が同時に使われる事が多くなり、自社の商品を売り込みしたいメーカー様は、カタログやネット通販で、レイアウトしやすく、商品が綺麗で、特徴や、カラーバリエーション、商品付属品、各種オプションまで、丁寧に分かりやすく見える商品撮影をする事が必須になるでしょう。

メーカー支給写真が、そのまま通販カタログ・ネット通販で使えるようなクオリティの写真である場合は、カタログ撮影時のカット数が減っていくので、撮影会社としては仕事が減るのですが、弊社でメーカー依頼で撮影したメーカー支給写真が使われている場合は、撮影したものが様々な媒体で使われていること事にささやかな喜びを感じます。

カタログ通販やチラシや広告の依頼の撮影の場合はレイアウトやデザインが決まっている事が殆どなので、撮影時は商品の向きや見る目線の高さまで計算して撮影しますが、メーカー様からの依頼の撮影の場合は媒体が商品カタログとメーカー支給写真として、あらゆる媒体に使われるので、撮影方法は上記に書いたように、もっとも商品が綺麗に良く見えて、レイアウト・トリミングがし易いように撮影をします。

たとえば、広めの余白を付けて撮影して、縦位置でも横位置でもトリミングしやすく、正方形のレイアウトで撮影したり、季節商品でなければ、季節を感じさせないようにだったり、シーンの撮影では、ごく一般の家庭、個人をターゲットに演出します。

メーカー様の撮影依頼の場合は、撮影スタジオにお任せで撮影して欲しいと言うパターンと多く、スタジオ玄では、あらゆる商品撮影が、可能であるように、シーン撮りのスタジオや小道具、各種素材、背景紙など、考えれる殆どのものを取り揃えています。

商品撮影は、広告撮影の基本で、様々なメーカー様の商品撮影をする事は、商品を作っている人・会社と対話をするような行為で、

その先の商品を買うお客様との中間に商品撮影があると思っています。続きはまた後日に。

基本的な商品撮影、缶の切り抜きです。

リビングでの壁面家具のシーンイメージ撮影です。

 

 

 

 

 

フォトグラファーによる商品イメージ撮影 人物イメージ撮影 移動式建て込みセットの費用対効果

投稿日:2013年3月8日

スタジオ玄では、通販カタログや商品パンフレット用などに使用する、日常的の生活シーンの商品撮影、モデル撮影をしています。

ロケなどが必要になりそうな、部屋でのシーンイメージ撮影モデル撮影で活躍しているのが、弊社特注の建て込みセットです。カタログ撮影や流通撮影、モデルイメージ撮影などで、ちょっとした洋室が欲しいとき、だけど、ロケにでる時間も予算もないと言う時に、建て込みセットの出番になります。洋室と和室、装飾のある壁、コンクリート壁など、数種用意しておりますが、基本は白い壁で明るめのフローリングの洋室が使い勝手は良いようです。

撮影が別会社のレンタルハウス・スタジオを使用しての撮影となると

ロケの準備をして車に機材・商品・衣装・小道具を積んで、早朝から、レンタルスタジオに移動、スタジオの使用料金を気にしながら、撮影をして、撮影後、スタジオを元の状態にして、また車に機材・商品・衣装・小道具を積んで、自社スタジオに戻って、ロケ機材をバラして、整理する。撮影以外にコストも時間もかかります。

弊社の建て込みセット、又は併設のキッチン・アンティークスタジオを使用だと、

前日に準備可能なので、部屋のイメージセッティング・小道具や家具のスタイリング・照明・ライティングもセットしておけるので、撮影スタートが早く、カット数も稼げます、時間は節約出来、コスト・料金も弊社スタジオなので、レンタルスタジオより、圧倒的に抑える事が可能です。撮影後も次の日の予定次第では、撮影セットをキープして、突然のデザインや商品の変更にギリギリ対応と言う裏技も可能です。

建て込みセットを使用する撮影には部屋のセットを作ってくれる美術スタッフが入るものですが、弊社では、移動式建て込みセットを用意してあるので、フォトグラファーとアシスタントが、フローリングの床に建て込みセットの壁をレイアウト通りに移動してセッティングしているので、美術スタッフにかかるコスト・料金も削減できます。

また弊社では、商品だけを送って頂いて、フォトグラファー・スタイリストに、おまかせで生活シーンのイメージカットを撮影して、納品する撮影もしています。立ち会う時間も無いほど忙しいメーカー様、バイヤー様には重宝されています。

是非一度、シーン・イメージ撮影で使って頂きたい、弊社の移動式建て込みセットについての説明はここまで。

弊社建て込みセットにて、家族の休日シーンの撮影 商品カタログに使用

弊社キッチンスタジオにて、家族の団欒・夕食のイメージ撮影

弊社、建て込みセットにて夫婦の寝室イメージの撮影

 

 

インテリア・雑貨・カタログの撮影、商品を売るための演出と撮影

投稿日:2013年1月25日

毎年1月に入ると4月の新社会人の就職・入社、受験を合格した学生の引越しなどをターゲットにした、インテリア雑貨・収納・家具・寝具・生活家電・テレビ・オーディオなどを、安価にまとめて買えるようにしたカタログ・WEBサイトの制作が始ります。

各メーカー・販者が、新生活をする人達のために考案・工夫してデザインした商品を提案して用意してくれます。

スタジオには、家具・生活雑貨・家電などが山のように集まり、商品を見ながらのオリエンテーション・打ち合わせから始まり、ロケ地の選定、ロケハン、撮影スケジュールの設定、モデル・スタッフの手配、約1週間は打ち合わせと手配で終わり、調整後に撮影を開始。

ハウススタジオでのロケや、自社スタジオでのインテリア撮影では、リビング・ダイニング・キッチン・バスルーム・収納スペースなど、身近な生活シーンを演出して、商品の使用感を想像出来るように設定。

はじめての一人暮らし、新婚さんの二人暮し、転勤者のシングルライフ、家族での引越しなど、演出するシーンは沢山ありますが、カタログの場合は中間を取って、二人暮しの設定で撮影する事が多いようです。

インテリア撮影は家具など重量のある商品が多いので、移動や設置には、細心の注意が必要なり、運搬業者をお願いしますが、スタッフも協力して家具や家電を設置するので、体力・注意力、使用・設置方法の間違いが無いようにする観察力も必要になり、気を使う部分は山ほどあります。(撮り直しは出来ませんから・・)

朝のさわやかな光と空気を、のんびりした午後の木漏れ日、夜の落ち着いた、楽しげな夕食のダウンライト照明など、ライティングも自然に演出するため、自然光も、ストロボも、室内照明も、全て使用して、自然に効果的なライティングを演出。

カメラのレンズも空間を見せるため、広角でもF値の明るい、大口径のレンズを使用して、遠近感が肉眼とは変わるので、レンズ越しで家具、商品の配置を決めて、その環境の光とストロボ・照明を利用して自然な空気感を切り撮って撮影します。

実際に買い物をする人達が完成した広告・カタログの写真を見て、どう感じるのだろうか、商品撮影、広告撮影は何を撮影しても、他人はどう感じるのかを考えます。

様々な人達がカタログ写真を見て、選び買った商品で、快適に暮らす想像しながら撮影したシーンの写真を、丁寧に画像処理して納品します。

納品の数日後、仕上がった広告・カタログを手に取った時に、新しい生活を始める人達と同じ気持ちになって、カタログを広げ、自分で見て欲しい商品を探します。

買う人の気持ちで見て、その後に仕上がりの確認をして、一冊のカタログの完成を感じます。そして、その結果が売り上げと言う形で出ます。

商品を売る撮影は奥が深く、試行錯誤の連続ですが、常に情報・知識を蓄えて、技術・感性を磨いて、絶えず商品が売れる撮影を続けていきたいものです。

自社スタジオ内の建て込みにてインテリア撮影 商品パンフレットに使用

自社建て込みセットにて壁面収納撮影とモデル撮影 通販カタログに使用

アパレル・ファッション・洋服・商品撮影・置き撮りについて

投稿日:2012年12月11日

アパレル・ファッション撮影をする場合、モデル撮影の他に商品撮影がページ構成のため不可欠です。
多くの場合はモデルの写真を大きく使って、商品カットは2~3cm位の扱いで使われるイメージですが、モデルを使用せずに、風合い・素材感を強調したい商品になると、商品カットの方がメインで大きく扱われる事も多くなってきています。モデル撮影も早朝ロケやロケハンなど、いろいろと大変ですが、アパレル商品撮影もデリケートで繊細な作業の連続になる撮影です。
撮影の流れとしては、
撮影量に合わせたスタッフを調整・打ち合わせ
商品の確認(全て揃っているか、間違っていないか確認)
アイロン・スチーマーでしわを無くす。
(焦がす心配があるので、極力スチーマーを使用する)
カバン・バックの場合は、あんこ詰めをする
(中に綿などをいれて形を綺麗にする)
商品に合わせて、撮影セットを作る。
(俯瞰撮影か吊るし撮影か、台に置いて撮影か)

洋服の吊るし撮影の場合は、
撮影商品の組み合わせや見せたい部分のなど打ち合わせを済まして、撮影に入ります。通常、フォトグラファー1名とスタイリストが1名から2名で撮影に入ります。
スタイリストは、別の撮影セットや撮影用のボードに次の商品を用意して、フォトグラファーは洋服の色のチェックや組み合わせ、見せ方の確認をしながら撮影を進めます。商品の歪んだ部分などがあれば、修正もして、色が撮影すると見た目と違う布や素材の場合も色修正をしていきます。

黒などの沈みがちな、光を吸収する素材などには、強めの照明をあてて、白っぽい反射性の素材には、弱めの照明をあてます。ライトの角度を調整してコントラストも調整します。

撮影終了後、レタッチャー・フォトグラファーで、色評価用の照明にあてながら、キャリブレーションされた印刷用モニターで色合わせと撮影内容の確認をして、色がずれているものは、部分的に色修正をして、全ての画像データ整理してから納品となります。

通販カタログの撮影は、商品写真とイメージ・モデル写真・サブカットとなる機能を見せる写真で消費者・お客様が、商品を買うか買わないかを決定するので、写真の仕上がりが重要になります。売上に大きく影響する訳です。

洋服・リアルクローズの撮影は、一眼デジカメが普及してから、「1カット・100円~で撮影します」と言う会社がネットを検索すると何社も出てきます。(クリーニング代よりも安い撮影料金かも)

ネットなので、商品を輸送してもらえば、日本全国、どこでも、撮影は可能になっているので、家賃が安い場所でスタジオを構えて、何人もの時給で雇ったアルバイトに撮影方法を教えて、カタログ・ECサイトを専門にした撮影ビジネスの会社も増えています。

デジタル写真は誰でも撮れるし、資格も必要ないので、安価なカメラ機材、照明機材で、ネットなどで宣伝しながら、専門的に撮影すれば、ビジネスが成り立つでしょう。
ただ価格勝負の会社には疑問が残ります。

親戚が以前、ホテルや旅館専門のクリーニング会社を営業していました、70%は外国人労働者で成り立つ会社でしたが、最終的に価格競争と労働者の管理に疲弊して会社そのものも無くなりました。無理な価格競争は業界全体を疲弊させるのでしょう。

実際、大手のネット通販会社でも時給1000円のアルバイトが撮影している会社もあるようで、私たちも、この撮影業界の動きには注視しています。ただ残念ながら、私たちのスタジオでは1カット100円~の撮影はしていません。

それでも撮影依頼は減らずに増える傾向にあります。
売るための商品撮影を理解しているフォトグラファーが揃っていること、スタジオの規模・設備・会社内部でのクオリティーチェックの厳しさや、一度に撮影出来るカット数の多さ、決めてとなるイメージカットの仕上がり、職人にならず、サービス業として、クライアントの気持ちを考えるフォトグラファーなど、要因はクライアントによって様々ですが、単純にはアルバイトではなく、一生をかける職業として撮影している事の差だと思います。

商品撮影モデルファッション撮影のように派手さはありませんが、撮影ジャンルの中では、最重要なのかもしれません。

商品撮影 ネクタイ ビジネスイメージ撮影

フォトグラファーのファッション撮影と人物撮影での日中シンクロ撮影とは

投稿日:2012年10月9日

モデル・ファッション撮影、人物撮影でよく使われる手法で日中シンクロ撮影は、ストロボの明るさを優先させて、人物の背景を暗くしたり、背景が明るく飛びすぎないように、調整するライティング手段です。背景を暗くした場合は雰囲気のあるファッション・モード撮影のような感じになり、飛びすぎないように調整した場合は自然なポートレートに見えるはずです。

この日中シンクロの利点は日光を反射させたレフ版などでモデルさん、女優・俳優さん、アーティスト・被写体の目を眩しくしない事と、背景の明るさをコントロール出来る事、そして、ストロボの閃光速度で(小型のグリップストロボでも8000分の1位は可能)被写体をぴたっと止めて、動きのあるモデル・ファッション撮影が可能になる事です。

ストロボにアンブレラやソフトボックスを使用すれば、それなりに大きな範囲で照明出来るので、全身のポージングで撮影しても綺麗な日中シンクロ撮影が出きるはずです。

実際、ファッション撮影の現場では、アンブレラとグリップストロボとレフ版だけのシンプルなライティングで撮影する事も多く、シンプルであればある程、撮影者・フォトグラファーの微妙なコントロールが撮影画像にセンスと実力として大きく見えてくるものです。

大げさなスタジオ用ストロボを使用しなくても、ガイドナンバーが32位のクリップオンストロボでも十分効果的な日中シンクロが可能で、現行機種ではありませんが、ニコンのSB800などは高速ストロボとしても高性能で手頃な価格で手に入るので、お勧めです。

背景の空の色を調整したい時などは、日中シンクロプラス、偏光フィルター(サーキュラーPLなど)を使用すると、晴れの空を、雰囲気よく暗くしたり出来ます。今のカメラは殆どがAF(オートフォーカス)撮影が可能なので、モデル撮影でピント・フォーカスが合わないと言う事はないでしょう。

人物・ファッション撮影はちょっとしたアイディアと工夫で楽しく、クリエイティブに出来るものです。日中シンクロはタレント・アーティストの宣材撮影でもお勧めの撮影方法です。

今回はここまで

趣向を変えたい時にお勧めの人物撮影方法です。

撮影 スタジオ玄

 

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