広告写真の撮り方 : 通販カタログ撮影

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カタログ・チラシの大量な商品撮影をするには

投稿日:2015年3月13日
大量のイメージweb

ファッションカタログの作例、沢山の撮影商品があります。

 

WEBカタログ・印刷のカタログ・カタログショッピング・商品パンフレットなど、世の中に売る商品があるだけ、商品写真が必要になりますね。

特にカタログショッピングやWEBショッピングでは、写真や動画だけで商品を判断して、実際の商品に触れずに購入する事もあるので、特徴をとらえて、商品を綺麗に価格以上の価値観を見いだせるように撮影する事は重要課題ですが、

膨大なギフトカタログや通販カタログの撮影点数になると、商品アイテムも1000点を超える場合もあり、撮影が雑になるのではないかと心配もしたりします。

大量に撮影があっても、雑にならず、一点ずつ丁寧に撮影するためには、段取り、計画が必要ですね。「千里の道も一歩から」と言いますが、1000カットの撮影も1カット目を撮影する前の段取りが、撮影のクオリティーとスピード、そしてコストダウンにつながります。

カタログ通販などの撮影が始まるまでには、商品の特長を説明するオリエンテーリングをして、その情報を元にデザイナー・コピーライターがデザイン案・ラフを制作します。ラフデザインにメーカーの保持している、メーカーポジ・メーカー画像を入れ込んで、足りない写真と、撮り直した方が良い写真を決めて、撮影会議、打ち合わせをして、撮影日を迎える事になるのが、簡単な流れです。

撮影点数、商品アイテムが100以上位になると、商品管理者が必要になる事もあります。商管と呼んでいる職業ですが、商品管理と撮影進行だけで、業務を成り立たせている会社が何社もあるほどで、大量な撮影点数の現場では、重要な役割を果たす仕事です。

香盤表と言う撮影スケジュールを制作する事にも、商品管理は必要になります。

商品点数が多いとスケジュール通りに商品が届かない場合もあり、その分撮影に負担がかかる場合もあります。

大量に撮影をするには、全ての商品を理解した上で、撮影の方法が同じ物、同じようなセッティングで撮影出来る商品をまとめて撮影する事が必要です。

撮影1点毎にライティング・セッティンング・場所が変わっていたら、いたずらに時間を浪費する事になります。

同じシーンで撮れる商品・同じセットで撮影出来るキリヌキカットの商品・同じ角版で撮影出来る商品・大きい商品・俯瞰撮影の商品

時計などのアクセサリーの商品・食品関係の調理が必要な商品など、まとめて、香盤を制作して、撮影の段取りをします。

撮影するフォトグラファーとスタイリスト、必要に応じてアシスタントを撮影の1チームとして、

1チームが撮影可能なカット数を過不足なく計算して、撮影日数と撮影チームの数を調整しますが、通常、撮影日数は決まっているので、日数に合わせてチーム数を計算します。

可能なカット数は過去の撮影実績と経験で計算するのですが、アクセサリーのイメージなら、1日30カット位が目安だったり、モデルでのロケ撮影なら、通常20~30カット位、スタジオでのアパレル商品の置き撮り、吊るし、貼りつけの撮影なら、60カット位と、商品によって難易度が変わるので、色々な撮影を経験したフォトグラファーが商品を見て判断すると無駄がありません。

チーム数が多くなると、撮影した画像のクオリティーチェックや統一感、ページ配置での写真の見え方などを管理するディレクターも必要となります。アートディレクターとも呼びますが、デザイナーがやったり、フォトグラファーがやったりと、ビジュアルの決定に責任を取れる人材がアートディレクター(AD)を担当します。写真の場合はフォトディレクターと言う呼び方もありますね。ディレクター不在で、ディレクションが決まらずに撮影をすると、撮影しながらの試行錯誤や撮り直しなど多く、無駄な進行になりがちです。

人材が確保出来たら、撮影と商品管理をする場所を決めます。

十分な広さを社内で用意出来れば問題ないのですが、出来ない場合は、大型倉庫を借りて、撮影と商品管理を同じフラットな場所で進めるのも効率的です。費用はかかりますが、人の動きが、横だけの動きになったりと利点は大きいものです。

倉庫を利用した撮影スタジオが多いのも、うなづけます。

撮影環境は非常に重要な事で、見積もり料金が安いからと、小さなスタジオで撮影を進めたりすると、撮影が徹夜続きでも終わらず、商品管理もスペース不足でミスが多く、当然のごとく撮影クオリティーも落ちてゆく、苦行のような撮影現場もあるようです。

スペースの確保ができたら、撮影になります。

撮影が始まったら、香盤通りに進めるだけですが、予定通り商品が届かなかったり、ギリギリで掲載商品が変更になったり、売りたい商品の色が変わったりと、撮影中でも修正する事はたくさんあります。

短い期間で3日間、長い期間で1か月を撮影した事がありますが、撮影点数が多いと撮影後の変更や商品の見せ方の変更での撮り直し、レタッチ修正など、また数日間の予備日を要します。

色校など数回の手直しをして、デザイン校正・印刷が終わり、印刷物、データが納品されて、しばらくして、売上に効果が出た時に初めて、長期間のカタログ通販、WEB通販等の撮影業務が終了します。

仕上がりの評価・売上が良ければ、次のシーズン・次号の撮影が受注できる可能性は高くなり、結果を出し続ければ、毎号・レギュラーの撮影となります。

大規模なカタログ撮影の依頼でも、通年で契約する事は殆どないので、毎回の撮影に改善点を探して、ブラッシュアップしていく必要があり、気を抜く事は出来ません。

カタログ撮影やWEB販売撮影・通販撮影を続ける行く事は、細かな注意と商品を綺麗に分かり易く撮る気持ちを、連続して持ちつづける事が大切だと思っています。

そして、雰囲気良く、楽しく撮り続けたいものです。

今回はここまで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モデル撮影とファッション撮影、そしてギャランティー

投稿日:2015年3月4日

季節の変わり目には、WEB・カタログ撮影で、モデル撮影とファッション撮影と言った、アパレル関係の撮影が始まります。リアルクローズの撮影になると、毎週のようにファッションアイテムが入れ替わるので、毎週撮影、毎日撮影といった場合もあります。

撮影の大半はスタジオでのファッション撮影、アパレルアイテムの商品撮影と、

スタジオでのモデル撮影になりますが、ページの構成次第で野外ロケ撮影、ハウススタジオロケ撮影など、発生します。

野外ロケ撮影は天気も考慮しないといけないので大変ですが、自然な光と空間の作る写真は、スタジオでは、撮れない良さがあり、ロケの手間を考えても、それだけの写真・映像効果が期待できます。

ロケ撮影は早朝から昼過ぎから3時間位が勝負なので、日の傾きと闘いになります。

ストロボを使ったり、HMIと言う自然光に近いライトもありますが、自然光には敵いません

流通・通販カタログやWEBのページ数・情報量の多い媒体では、

撮影の香盤表を上手く組み立て、時間通りに撮影を進め事が重要で、

それ以前のロケハン(ロケーションハンティング)を入念にしておく事は更に重要です。

撮影の前にすでにある程度、結果が見えるように撮影を進めないと、気合勝負の苦しい戦いの撮影になるので、ロケでの準備は大切です。

話はかわって、モデル撮影の場合は、モデルによって使用料金が違うのは容易に想像できると思いますが、現実的に売れてるモデルと駆け出しのモデルで比べるとギャランティーは100倍位の差が出ます。使用期間は3か月・6か月・1年で料金が変わります。

数万円から数百万円の差がでるのは、タレントや芸人さんと同じなのでしょう。

フォトグラファーはどうかと言うと、日本を含めて世界規模で見れば、1日のモデル撮影で1000万と言うフォトグラファーもいますし、有名雑誌の月間契約でモデル撮影をして、月に500万から1000万を稼ぐフォトグラファーもいる事は確かです。

小さな日本に戻ると、1日数万円で撮影をしているフォトグラファーが多数いる訳で、どんなに高額を稼ぐフォトグラファーでも、1日100万円前後が知っている限りです。

その差はなんだろうと、アメリカの売れてるフォトグラファーに聞くと、

日本と欧米のシステムの差で、日本では、ピンときませんが、アメリカではフォトグラファーがデザイナーや印刷会社を手配するのが普通だそうで、(ファッション・モデル撮影の世界以外はよく知りませんが)

フォトグラファーの主導権が日本で言うアートディレクター(以下AD)のような感じです。

また、全てのクリエイティブスタッフを率いるリーダーでもあり、監督でもあるようです。

日本でも、アートディレクションをするフォトグラファーは存在しますが、まだ少数です。

自分で全てを決定して撮影するフォトグラファーと、デザイナーやADに依存して、絵作りだけするフォトグラファーとの立場の違いはギャランティーに大きく差が出るのでしょう。

ファッション・モード写真と言いますが、モード・時の潮流に乗って、主導権を持つ事が、

ファッション・モデル撮影の世界で這い上がって生き残る術なのでしょう。

日本人でも、まだ知る限り、1~2名しか、世界のトップで活躍するファッションフォトグラファーはいないようです。

モデルもフォトグラファーも、ヘアメーク・スタイリストにも、ライバルと新人の多い厳しい世界ですね。 それでも、続けていく事、撮影し続ける事が大切なのでしょう。

今回はここまで。

ファッション・モデル撮影

悩みは尽きない、それでも写真は撮り続ける。

 

 

広告写真撮影、広告映像制作での、自社撮影スタジオとレンタル撮影スタジオの違い

投稿日:2014年8月11日

年に数回ほどですが、スタジオをレンタルしたいと電話やメールが来る事があります。

弊社・スタジオ玄は撮影スタジオを経営していますが、レンタルはしていないので、特別な理由がない限りは、レンタルの依頼は受けていません。

今回は、レンタル撮影スタジオと自社撮影スタジオの料金的な違いについてお話します。

広告写真撮影広告映像制作・ムービー撮影では、ロケでない場合はスタジオが必要になります。

レンタル撮影スタジオを使用するには、1時間5,000円から30,000円位のレンタル代金を必要として、最低使用時間も3時間から5時間以上など、使用規約があり、スタジオを使用するだけの料金がかかります。撮影が進もうと、打ち合わせで半日、商品が来ない、タレント、モデルが遅れたなどの、諸事情は関係なく、タクシーのメーターのように、料金が15分ないし、30分刻みでカウントされます。

カウントされる時間はスタジオに機材を持ち込んでから、撮影を終了して機材を撤収して、スタジオの中を空にするまでが使用時間になります。(スタジオによっては、家具や小道具の位置を元に戻すまでをカウントします)

東京都内のレンタルハウススタジオは1時間20,000円位はかかるので、朝9時から夕方5時まで丸1日の撮影を考えて予算を出すと8時間で160,000円以上、消費税と時間を延長した場合を考えると更にかかるので、200,000円位は予算を考えておくことになります。

200,000円と言う予算は東京都内、例えばJR品川駅3分以内に15.6坪の貸事務所を借りられる金額です。それが1日の撮影のスタジオ費用だけで無くなるのですね。

広告写真撮影、広告映像、CM制作は、何千万と費用がかかるので、その規模からみれば小さな金額かもしれません。

ただ、中小企業のメーカー様で広告撮影、広告映像制作をしたいと言うレベルだと、スタジオ代金も出来れば削りたいと考える方も多いと思います。

少ない予算でも、広告写真・広告映像・CMを作りたい、広告や宣伝材料を作らないと商品を効率よく売る事も出来ない、仕方がないから、自分で撮影して、HPやカタログ・youtubeに載せる方もいるでしょう。

レンタルスタジオである以上はレンタル代金が売上になるわけなので、そうそう負けてもくれません。撮影プロダクション・代理店もかかる経費なので、どうしようもないことです。

自社スタジオを持っている撮影プロダクション、撮影会社の場合は、時間でカウントする会社もあれば、グロス(全部料金)、スタジオ代を一日で計算する撮影会社もあるようです。

スタジオ玄での、スタジオ料金の設定は時間でカウントの設定ではなく、撮影料金の20%を目安にしています。 クライアント様のスタジオ撮影料金の負担を少しでも軽くするために、考えたサービスです。

クライアント様に撮影代金が他社の方が安いと言われた事がありますが、よくよく話を聞くと、その他社だと撮影料金は3割安いのですが、スタジオ料金、消耗品、電気料金まで請求されていて、合計すると弊社より3割近く合計金額が高くなっていた事があったりと、

スタジオ料金は撮影料金に匹敵するほどの撮影費用に含まれるのが通常の撮影での常識です。

スタジオ料金を通常のスタジオより安く設定すれば、通常より売り上げも下がるので、利益も減ります。

それでも、クライアント様に撮影をリピートして依頼して頂き、撮影スタジオの稼働率を9割近くまで上げれば利益が出ます。それを、薄利多売と言う人がいるかもしれません。

薄利多売の対義語は高付加価値と言うそうです。

広告・CMで写真撮影・映像制作をする以上は常に高付加価値を目指しています。

写真・映像の難しいのはその部分です。スタジオ料金を抑えるのはその分、撮影1回分の利益を確実に削っている訳ですが、それでも撮影依頼がリピートされれば良いと思います。

話ははずれますが、昔からの商店街では、古いスタイルの写真館が廃れていき、お子様の記念撮影をメインにした新しいタイプの商業写真スタジオが、地方・ショッピングモール内に店舗を増やして利益を上げています。利益を上げるには、工夫とアイディアと持続力が必要だと思わせる事例です。

私たち、広告映像制作・広告写真制作をする会社が利益を上げるには、稼働率を上げて、無駄をなくして、時代に則したムービー制作サービスや、3Dバーチャルスタジオのような新しい技術・サービスを時代に合った現実的な料金で提供していく事が必要だと思っています。

私がアシスタントの頃(20年以上前)、師事していたフォトグラファーは1週間に1日位、月に3-4回の撮影でフォトグラファーとして事務所の家賃とアシスタントの給料を払っても、生活に余裕がありました。

1回の撮影で数百万円単位の収入があったので、当然だったと思います。

2014年の今は、巨大な広告撮影プロダクションから、大御所の印刷会社が経営する撮影スタジオ、撮影から納品までの完全なデジタル化、スピードアップで、20年前の1カットに対する予算感は、時代が変わって、安価になっています。スタジオ料金が高い・安い以前に、世の中の殆どがローコスト・安価になっています。中堅的な撮影プロダクション・スタジオが安価になっても利益を上げる手段はまだボリュームディスカウントや、安価な撮影料金など、はっきりとしません。

ただ、撮影・映像制作での部分では、ローコスト・安価・薄利多売でも高付加価値である事を追及し続けるのが答えなのかもしれません。

自社スタジオにバリエーション変化の出来るハウススタジオ並みのセットを作れるようにしたり、カタログ撮影にも使用出来るバーチャルスタジオを作るのも、ローコスト・安価・薄利多売への挑戦です。

レンタル撮影スタジオでは、不可能でしょう。その為の自社スタジオとデジタル技術を備えています。

今回はここまで。

フル3DCDによる高級旅館和室イメージ

 

自社スタジオでのシングルライフ・インテリアイメージ撮影

 

 

商品撮影、メーカー支給写真、有データ

投稿日:2013年9月19日

商品撮影は、商品が存在する分だけ商品撮影があるはずであり、無駄な予算を削るべく、多くの商品写真はメーカー様が社内でコンパクトデジカメや、簡易的なスタジオセットで撮影しているのが現状のようです。

カタログ通販の打ち合わせでは、撮影する商品と、撮影しない商品をメーカー支給写真のクオリティを見て、撮影をするのか決定する事もあり、どうみても、購買欲を誘うことが難しそうな、とりあえず撮ってあるだけの商品写真も多くあるので、その場合は、カタログ通販、ネット通販用に商品をメーカー様から発送してもらい、スタジオでシーン撮影モデル撮影商品撮影をする事になります。

インターネットとスマートフォン、タブレット端末の急速な普及で、商品写真はネット通販とカタログ通販が同時に使われる事が多くなり、自社の商品を売り込みしたいメーカー様は、カタログやネット通販で、レイアウトしやすく、商品が綺麗で、特徴や、カラーバリエーション、商品付属品、各種オプションまで、丁寧に分かりやすく見える商品撮影をする事が必須になるでしょう。

メーカー支給写真が、そのまま通販カタログ・ネット通販で使えるようなクオリティの写真である場合は、カタログ撮影時のカット数が減っていくので、撮影会社としては仕事が減るのですが、弊社でメーカー依頼で撮影したメーカー支給写真が使われている場合は、撮影したものが様々な媒体で使われていること事にささやかな喜びを感じます。

カタログ通販やチラシや広告の依頼の撮影の場合はレイアウトやデザインが決まっている事が殆どなので、撮影時は商品の向きや見る目線の高さまで計算して撮影しますが、メーカー様からの依頼の撮影の場合は媒体が商品カタログとメーカー支給写真として、あらゆる媒体に使われるので、撮影方法は上記に書いたように、もっとも商品が綺麗に良く見えて、レイアウト・トリミングがし易いように撮影をします。

たとえば、広めの余白を付けて撮影して、縦位置でも横位置でもトリミングしやすく、正方形のレイアウトで撮影したり、季節商品でなければ、季節を感じさせないようにだったり、シーンの撮影では、ごく一般の家庭、個人をターゲットに演出します。

メーカー様の撮影依頼の場合は、撮影スタジオにお任せで撮影して欲しいと言うパターンと多く、スタジオ玄では、あらゆる商品撮影が、可能であるように、シーン撮りのスタジオや小道具、各種素材、背景紙など、考えれる殆どのものを取り揃えています。

商品撮影は、広告撮影の基本で、様々なメーカー様の商品撮影をする事は、商品を作っている人・会社と対話をするような行為で、

その先の商品を買うお客様との中間に商品撮影があると思っています。続きはまた後日に。

基本的な商品撮影、缶の切り抜きです。

リビングでの壁面家具のシーンイメージ撮影です。

 

 

 

 

 

インテリア・雑貨・カタログの撮影、商品を売るための演出と撮影

投稿日:2013年1月25日

毎年1月に入ると4月の新社会人の就職・入社、受験を合格した学生の引越しなどをターゲットにした、インテリア雑貨・収納・家具・寝具・生活家電・テレビ・オーディオなどを、安価にまとめて買えるようにしたカタログ・WEBサイトの制作が始ります。

各メーカー・販者が、新生活をする人達のために考案・工夫してデザインした商品を提案して用意してくれます。

スタジオには、家具・生活雑貨・家電などが山のように集まり、商品を見ながらのオリエンテーション・打ち合わせから始まり、ロケ地の選定、ロケハン、撮影スケジュールの設定、モデル・スタッフの手配、約1週間は打ち合わせと手配で終わり、調整後に撮影を開始。

ハウススタジオでのロケや、自社スタジオでのインテリア撮影では、リビング・ダイニング・キッチン・バスルーム・収納スペースなど、身近な生活シーンを演出して、商品の使用感を想像出来るように設定。

はじめての一人暮らし、新婚さんの二人暮し、転勤者のシングルライフ、家族での引越しなど、演出するシーンは沢山ありますが、カタログの場合は中間を取って、二人暮しの設定で撮影する事が多いようです。

インテリア撮影は家具など重量のある商品が多いので、移動や設置には、細心の注意が必要なり、運搬業者をお願いしますが、スタッフも協力して家具や家電を設置するので、体力・注意力、使用・設置方法の間違いが無いようにする観察力も必要になり、気を使う部分は山ほどあります。(撮り直しは出来ませんから・・)

朝のさわやかな光と空気を、のんびりした午後の木漏れ日、夜の落ち着いた、楽しげな夕食のダウンライト照明など、ライティングも自然に演出するため、自然光も、ストロボも、室内照明も、全て使用して、自然に効果的なライティングを演出。

カメラのレンズも空間を見せるため、広角でもF値の明るい、大口径のレンズを使用して、遠近感が肉眼とは変わるので、レンズ越しで家具、商品の配置を決めて、その環境の光とストロボ・照明を利用して自然な空気感を切り撮って撮影します。

実際に買い物をする人達が完成した広告・カタログの写真を見て、どう感じるのだろうか、商品撮影、広告撮影は何を撮影しても、他人はどう感じるのかを考えます。

様々な人達がカタログ写真を見て、選び買った商品で、快適に暮らす想像しながら撮影したシーンの写真を、丁寧に画像処理して納品します。

納品の数日後、仕上がった広告・カタログを手に取った時に、新しい生活を始める人達と同じ気持ちになって、カタログを広げ、自分で見て欲しい商品を探します。

買う人の気持ちで見て、その後に仕上がりの確認をして、一冊のカタログの完成を感じます。そして、その結果が売り上げと言う形で出ます。

商品を売る撮影は奥が深く、試行錯誤の連続ですが、常に情報・知識を蓄えて、技術・感性を磨いて、絶えず商品が売れる撮影を続けていきたいものです。

自社スタジオ内の建て込みにてインテリア撮影 商品パンフレットに使用

自社建て込みセットにて壁面収納撮影とモデル撮影 通販カタログに使用

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