広告写真の撮り方
フード・料理撮影、美味しそうに食品を撮影するには
美味しく料理を作って、盛り付けを綺麗にした料理は食欲と心を満たしてくれます。
広告写真・料理写真としての美味しい料理は味ではなく、見た目・ビジュアルに大きく力をいれます。
見た目勝負とは良く言ったもので、フード・料理写真撮影で人に味を伝えるために、見た目を綺麗に美味しそうに料理を作るのがフードコーディネーターです。
フードコーディネーターは、フード・料理撮影時に料理のレシピ・メニューを考えたり、店舗のプロデュースなどをしていますが、撮影でも重要なキーパーソンとなります。
料理撮影では、フォトグラファーのセンス・技術も重要ですが、フードコーディネーター(以下フードさん)の実力次第で70%は料理写真の仕上がり、出来に影響があると思っています。フォトグラファーが頑張っても、モデルにヤル気が無かったら、ファッションシューティングが成り立たないの同じですから。
料理という被写体を美しく美味しそうに演出してるフードさん(略して)はフォトグラファーと一緒で、人によって得意分野が違って個性も様々ですが、私が料理撮影する時に、注意してる点は
・常にフードさんと同じ目線・アングルで料理を見て、見えない部分は気にしない。(写るとこだけ綺麗ならそれで良いのです、スピードも、かなり大切です。)
・料理の知識を出来る限り共有する。(知らない料理・食材を撮影する場合は正しい見せ方はフードさんに聞くか、調べるしかない)
・売りたい・見せたいターゲット層に合わせて、器・入れ物・盛り付けの量を調整する。普通は6~8分目ですね。(自分が食べたい量とか盛り付けないように。)
・これは必要ないかもしれませんが、実は重要な事で、出来ればみんなで商品の料理、メニュー、食材を味見してみる。(味付けしてあればですが・・見た目だけで味付けしない場合もありますので。)
・出来立て感を演出する事、フード撮影で重要なのが、料理・食材のシズルを出す事で、
動きや、湯気、冷たさを演出するようにしています。
テクニック的な事は、また次回にお話したいと思います。
梅雨を過ぎれば夏、鰻の蒲焼が美味しい季節。
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