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8月の終わり 広告写真と撮影の季節感
眩暈がするような猛暑日が続く夏も、台風が過ぎる頃には、なんとか日中も外で過ごせるようになってきました。
夏休みの学生を羨ましく思いながら、夏働きをしていた日々の8月も終わりです。
9月には、また暑い日が続くとも言われていますが、このまま涼しくなってほしいですね。
季節の変わり目には、新たな変化あったり、新しい事が始まるものです。
広告写真、映像制作の仕事をしていると、季節の先取り的な撮影、制作が多く、夏には、秋冬シーズンの撮影、制作をしています。
お正月のお節料理の撮影や、クリスマスの撮影なども、そろそろ収まりそうな雰囲気のなか、次のシーズンの撮影の準備などが始まります。
毎年、趣向を変えて、季節物の撮影をしています。
料理・フード撮影では、ここ数年は、柔らかい描写の自然な雰囲気を重視した広告写真、通販撮影が主流だったようで、
今年に入ってから個人的ですが、最近は、臨場感やシズル感を意識したフード撮影が増えているように感じています。
モデル撮影になると、まだライティングをしていないような、雰囲気の写真が目立ってメディアで見られる傾向は今まで通りのようですが、更に個性の重視が目立ってきたようですね。
フード撮影、料理撮影、ファッション・モデル撮影は、時代、次期、世の中の雰囲気を反映しやすいもので、
ファッションモデル撮影なら、メークの仕方、ファッションアイテムのセレクト、
フード撮影なら、カテラリー・食器・部屋の雰囲気、クロスや天板の雰囲気、レシピの内容に、その時期の風、雰囲気が見えてきますね。
日々そんな機微を感じながら、広告撮影・映像制作をしている訳ですが、今回の写真は、モデルのブック用の写真からです。
モデルとフォトグラファーの間のやりとりだけ、撮影が決まってしまうので、普段のクライアント様の意見重視の撮影とは、少し離れたものですが、自分で全て決めるのは、撮影脳、クリエイティブ脳(こう呼んでますが・・)の脳筋力を高めるように思っています。
夏の終わりを感じるような写真にしたかったので、水とブルーとモデルのシンプルな構成で、
ストロボもクリップオンストロボを高速にして、ワイヤレスで使用しているだけの設定です。
まだ、残暑は続きそうですが、暑苦しさも凌駕する美しさで、乗り切りたいものです。
photo 山口 勉
model daria p
make shouji kyoko
hair orie
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