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@domini_022webjpg

9月は神無月、中秋の名月で月が綺麗に見れる月ですが、

広告写真撮影では、女性の肌を綺麗に見せたい(見たい)のは、1年中の事で、

ファッション・モデル撮影では、服が主役の事が多いので、モデルの肌は自然に仕上げれば特に問題ないので、全体の雰囲気で仕上げます。

モデルの潜在写真では、ちょっとしたシミや気になるホクロなどを消すだけで、

これと言ったレタッチ・修正は簡単なもので済む場合が殆どです。

化粧品や、ヘアケア製品、スキンケアなど、肌、紙に関わる、パッケージや広告撮影になると、目の下のチョットしたくすみから、瞳の中の血管まで、至る部分に細かなレタッチ・修正が入る事になります。

映画やCMの動画でも、女優・モデルの画像は修正が加えてある事が多く、動画なので、1フレーム・1コマ毎の修正・レタッチが必要になります。

技術・ソフトである程度、動いている顔や体に同調して修正を可能にしていますが、

まだ大変な作業だとは思います。

そこで重要になるのは、メーク・ヘアメークの技術と、ライティング、

レンズ、カメラの総合力になります。

テレビの大型化とフルハイビジョン化、その先の4K、スーパーブルーレイディスクなど、女優・モデルの肌が大きく見える映像環境が進化して、普及するにしたがって、ハイビジョンメイクやエアーブラシメイクなど、メイクの商品や技術も進化しているようです。

ライティングも肌が綺麗になるように、ソフトなライティングから多灯ライティング、殆ど直接光による、ドキュメントタッチなライティングまで選択肢は多々あります。レンズも発色のよい、中望遠以上のレンズを使います。

そして、最終的に、物理的な技術で補えない部分を画像修正・レタッチで補正していくのが、今のビューティーフォト、ビューティー撮影、美容撮影になっています。

シミ・ほくろ、1つ無いような40代のハリウッド女優の化粧品ポスターに物議があったように、今も昔もビューティーフォト・美容広告撮影では、完璧な美しさを求める傾向が根底にあるようです。

出来る限り、自然で、綺麗に撮影して、ビューティーフォトを仕上げたいと思う、

9月の終わりです。

撮影 山口 勉

メーク sakamoto naomi

model   domink

 

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